絹のはしご残り10日。

連日オペラの稽古です。
これが仕事なのか趣味なのか・・・。
オペラ歌手は本当に幸せですよね。。。

さて、9月22日と迫ってまいりました。
ロッシーニの『絹のはしご』。

ご存知ない方も多いと思いますので少し説明いたしましょう。
登場人物は六人。
まずは主役。
ジュリア(針生美智子)とドルヴィル(大川信之)。

 

この二人は夫婦なんですけど、そのことは誰にも秘密。
夜中12時に絹のはしごを使って密かにドルヴィルはジュリアのところにやってきて、
朝まで一緒に過ごして帰って行く生活です。
よくよく考えるとすごいですよね・・・。

そのジュリアの後見人ドルモン(塚田裕之)とその召使いのジェルマーノ(清水良一)。

  

ドルモンはジュリアをより良い条件のもとに嫁がせようと画策しているし、。
ジェルマーノはあまり頭が芳しくないので、
みんなにいいように扱われています。

そして、ジュリアの従姉妹のルチッラ(福間章子)とジュリアの結婚相手に選ばれたブランサック(←僕)。

ルチッラはブランサックに密かな想いを寄せています。
プレイボーイのブランサックはドルモンによっってジュリアの結婚相手に選ばれますが、
ドルヴィルとも親友であり、2人の結婚のことは知りません。

ま、これだけ書けば概ね想像通り。

ジュリアとブランサックの婚約を中心にみんんがそれぞれ首を挟みに来て、引っ掻き回し、
最後は全員がある程度満足できる形で大団円となるわけです。

絹のはしごというのは暗喩で、密かに愛し合うカップルが使う縄ばしごのことらしいです。
シルクっていうのは何か少し密会的なものを感じさせるのかもしれませんね。

そして、この隠れたカップルってのもチマローザの「秘密の結婚」と少しかぶるところがあって、
当時は結構人気だったそうです。

ロッシーニは当時20歳という若さでたくさんのオペラを書き、一気に人気オペラ作曲家へと上り詰めます。

話はややこしいようでものすごく簡単です。
合唱もないですし、登場人物も少ないのでスッキリと見れると思います。

次は僕の役ブランサックの目から見た絹のはしごの世界をお届けしますね。

ではお楽しみに!

9月22日18時30分開演 川口リリア音楽ホール